
2026年2月6日に開催されたURIISステアリング会議では、マレーシアにおける官産学共働の研究開発イノベーションハブを構築するためのプログラム、URIISの進捗と今後の展開について議論されました。
URIISは、HOMEとUPMを主導とし、MIDA、MITI、MDECなど13の政府機関や、ジーメンス、バイエルといった民間企業が協力している大規模なプロジェクトです。JACTIMは産業団体としてEUROCHAM、AMCHAM、台湾、韓国などとともに、パートナーとして参画する要請を受け、オブザーバーとして会議に参加しました。
今後のステップとして、9月にWTCで予定されている正式発足イベントに向けて、プログラムの詳細な準備が進んでいます。このイベントでは、研究成果の商業化やスタートアップ育成、産業界と大学の連携促進を目的とした基調講演やパネルディスカッション、ピッチイベントが行われる予定です。参加する大学や研究者は、産業界の課題解決に向けたプロジェクトを提案し、企業との協議やプレゼンテーションを行います。
会議では、UPMのShamsul教授が、産業界との連携を強化し、研究成果を商業化する重要性を強調しました。MIDAのRiduan氏は、マレーシアが投資の中心地としての魅力を高め、R&D投資の拡大を推進すべきだと述べました。JACTIMからは、マレーシアがASEANのイノベーションの中心地として先行するためには、外資支援やエクスパット政策の強化が必要だとの意見が出され、特に半導体産業と日本との国際連携に期待が寄せられました。
また、MIDAのRiduan氏からは、NIF(新インセンティブ枠組み)、新Xpat条件、SIRIM/CVC Premier Markなどのテーマについて、フォーカスダイアログを実施するためのリマインドがあり、2026年2月24日以降に進行予定であることが伝えられました。このダイアログには、各省庁や担当者を交えて詳細な議論が行われ、企業にとって有益な情報提供が期待されています。
JACTIMは、今後もURIISの進行に合わせて、産業界と大学の連携強化を支援してゆく方針です。
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