お問い合わせ
日馬をつなぐビジネスマガジン

2026年8月4日、MITIにおいて、SIRIM–CVC「Premium Mark」制度に関する官民協議が開催され、MITI、SIRIM、FMM、JACTIMおよび日系企業関係者が出席しました。SIRIM側からは、本制度は製品の品質や省エネ性能等を可視化するための任意認証制度であり、今後は中国に限らずASEANや欧州市場への展開、複数の海外認証機関が参加するオープンなスキームを目指しているとの説明がありました。

これに対しJACTIMおよび日系企業側からは、SIRIMと中国の認証機関であるCVCのロゴを併記したマークがマレーシア国内で使用されることについて、国中立性・公平性の観点から懸念を表明しました。また、Premium Markの評価基準や要求数値が不明確である点について、具体的な基準・データの開示を要請し、SIRIM側からは公開可能な資料として開示するとの回答がありました。

JACTIMからは、制度は中国向け輸出製品に限定して運用することが望ましく、国内市場へ展開する場合にはCVCの表示を外し、中立的なマークとするとともに、FMMや各国商工会議所、他国の認証機関を含めた幅広い協議と透明性のあるガバナンスが必要との意見を伝えました。

今回の協議を受け、MITIおよびSIRIMは、業界から示された公平性・中立性・透明性に関する懸念を持ち帰り、CVCロゴの表示や評価基準の開示等について今後の対応を検討することとなりました。JACTIMとしても、引き続き関係機関との協議を継続してまいります。

以上