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日馬をつなぐビジネスマガジン

小山 真一
ONE STOP BIZ SDN BHD

マレーシアには数多くの日本人ソフトボールチームがあり、以前は会社や企業グループ毎にチームが存在していました。その企業を母体としたチームが知り合いの方を徐々に受入れはじめ、現在のチームとなっているものも数多くあります。

私が所属している、『ウイングス』というチームが最古参ではないかと思います。企業チームの数としては2000年前後に20チーム以上あったと記憶しています。最近ではコロナ前に16チームであったものがコロナ後は6チームまで減少しており残念に感じています。野球人口が徐々に減ってきていることも実感しています。

【写真】コロナ前のリーグ開会式の様子 2019年頃

現在は、レッズ、ウイングス、ガッツ、ジャランジャラン、ドリアンズ、合同チーム(アンカー、ジェイスポ)の6チームがしのぎを削っています。
昔も今もそれぞれのチームから幹事を出し定期的に監督会議を行い、現在年二回の対抗戦について全てのチームで話し合いをしています。また、どのチームも会場の確保に苦戦しており、タナメラやクラナジャヤのローカルのグラウンドを使用しています。

【写真】2023年度リーグ開会式

9月から7月がシーズンであり、1年中日曜日に試合をしていますが、未経験者でもまったく問題ありません。また以前より野球未経験者のみならず、男女も混合で楽しんでいます。年代も学生から70代まで幅広くいます。どのスポーツもそうだと思いますが、業種や地域を越えてたくさんの日本人と交流することができることが醍醐味だと思います。

新しい方に飛び込んでいただいた時は我々のような古くから参加している人間にとって本当に新鮮で嬉しく感じます。本当に幅広い層の経験者も未経験者も一同に楽しくスポーツができるのは海外ならではないでしょうか。練習や試合終了後ホーカーセンターでビールを飲むのも楽しみです。

ソフトボールの歴史は、異国の地で始まった日本人交流、将来の人たちのためにも残したいと考えています。未経験者も大歓迎ですので、ぜひお越しください、道具もお貸します(笑)。

以上