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日馬をつなぐビジネスマガジン

1月15日、現在マレーシアが抱える HR の問題の掘り下げとMPC を通した改善のための提案の抽出のため、MPC 主催の HR 戦略会議が実施され、Dr. Mohamad Norjayadi Tamam, MPC 副長官各団体(AMCHAM-Dato’ Shobhan Dass, FMM-Dato’Nathan 等など約20名が参加しました。

FMM ナザン副会頭は、スピーチの中で、『現在の課題に焦点を当てるだけでなく、将来の需要や新興セクター、求められる職務、チャレンジを見据えた取り組みが必要であり、教育の長期ビジョンを構築、短期・中期的な施策を明確化し、未来志向の課題解決アプローチを行う。

また、人材のライフサイクル全体を視野に入れ、雇用開始から終了までのプロセスを最適化し、具体的なデータや証拠が不足している場合でも、実際の業務で感じる課題を共有し、戦略計画に反映させ、セクター別の課題については、一部の課題はセクター特有、一部は共通の問題として階層化し、優先順位を設定するなど、現場からの声の収集: 現場の痛みを理解するため、企業のフィードバックを積極的に取り入れたい。』と述べました。

また、JACTIMからは、当目的の会議は過去に数回行われてきたが、未だにHR 問題のとりまとめをする所掌省庁が一本化されていない点や、ローカル人材不足と外国人労働者問題は全く別扱いになっている点、ローカル人材も高度人材と一般人材育成も高等教育省と教育省、12 省庁で別々のポリシーで扱われており、高度人材育成の一本化図る為の NTC をサポートすべく 2023年12月 に正式発足した、GITC(JACTIM も参加)も具体的な活動方向が見えていないため、今後、JACTIM としては ①GITC を軸足として TVET 改革への政府への関与を強め、個々の機会をとらえてジョブフェアー等具体的な HR 活動を行うことなど、2 面で活動することの必要性などを強く訴えました。

                                  以上