12月2日、ペルリス州、サバ州への日系投資コラボについて、MIDA Exective Director Mr Faizal とダイアログを実施しました。
ペルリス州はマレーシアの13州の中で最も⼩さく、マレー半島の北⻄端に位置し、⼈口は29万⼈の週であり、ペルリスの主な都市は、カンガール、アラウ、クアラ ペルリス、パダン ベサールなどがあり、パダン•ベサールは、マレーシアとタイの国境で貿易の主要な玄関口である。
ペルリス内陸港(PIP)は『今後、物流開発の触媒として、マレーシアとタイ間の国境を越えた貿易を促進するペルリスの新しい⽞関口となるだろう。特産果物は「ハルマニス」マンゴーがあり、2030年までにペルリスを⾼所得の工業化を目指す。』と述べ、また、ペルリス内陸港(PIP)はロジスティクスハブを目指しており、タイや中国への陸路(レール)輸送が可能、またペナンからも比較的近く、人材育成にも力を入れているとのことでした。どんな分野からの参入を希望しているか?との質問に対しては、E&E、セミコンダクター、ハラル、エナジー等との回答がありました。
来年1月にペルリスより関係者KL訪問予定であるため、その際にJACTIM会員企業とブリーフィングセッションの機会を設けたいとのことでした。
また、サバ州担当者は、『JACTIMは何度かサバを訪問し、セッションやイベントに参加もしている。以前はダイレクトフライトもあり、日系企業も多かったが、現在は韓国、中国企業の投資が多い。2026年はビジティングマレーシアイヤーなので、ダイレクト便も復活するのではないかと考えている。サバ州への日系企業の投資を増やしていく為に、日系企業としての意見を聞きたい。』と述べ、先方からの質疑に応じました。日系企業からの投資を望む声は大きいことが分かったが、課題もみられ、今後もダイアログなどを通じ、意見交換を続けてゆくこととなりました。
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