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日馬をつなぐビジネスマガジン

2025年5月26日、JACTIM(マレーシア日本人商工会議所)にて、PERKESO(社会保障機構)のビジネス開発部門の幹部を迎え、マレーシアにおける雇用支援のさらなる強化を目的とした意見交換が行われました。

本会合は、PERKESO CEOであるDato’ Sri Dr. Azman氏の意向に基づき、両機関の連携を再活性化させることを目的としたもので、マレーシア国内における雇用課題への取り組みを中心に、広範な議題が話し合われました。

マレーシア政府の人材資源省(KESUMA)は、PERKESOを主要な実施機関として、キャリアカーニバル、雇用促進プログラム、各種研修制度など、国内の雇用市場を活性化させるための多様な取り組みを積極的に推進しており、これらの取り組みは、若年層から経験者層まで幅広い層を対象とした包括的な支援施策として位置づけられており、労働市場の需給ギャップの解消を図るとともに、技能の向上や再就職支援にも貢献しています。

さらに、PERKESOはすでに多くの国内外の団体や個別企業とも連携を開始しており、各組織のニーズに応じた柔軟な支援体制を構築しています。こうした背景のもと、JACTIMとの協力も重要なパートナーシップの一環として位置づけられており、今後の取り組みに対する期待が高まっています。

JACTIMとしては、今回の対話を通じて得られた知見や提案をもとに、会員企業とともに今後の対応方針を検討してまいります。                                   

以上