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日馬をつなぐビジネスマガジン

2025年12月10日、PICC(Putrajaya International Convention Centre)にて、マレーシア人的資源省主催の多段階レビー制度(MTL)説明会が開催され、Dr. Haji Mohd Shaharin副次官をはじめ、MITI、MOHA、MOF、国内業界団体(FMM、ゴム手袋協会)、外国系商工団体(JACTIM)が出席しました。

政府は、外国人労働者への依存度を2024年までに10%に抑えることを目標に、MTL導入の趣旨や国内330万件の雇用創出への期待を説明しました。また、建設業・製造業や農業・プランテーションでは外国人労働者への依存が高く、賃金調整や国内人材育成の課題が指摘され、IoTやオートメーションだけでは人材不足を補えないとの意見も出されました。

JACTIMは、製造業におけるスキルド・セミスキル労働者の不足や高い離職率など構造的課題を共有し、多段階レビー導入前に政府との公式ダイアログ開催を強く要望、副次官に了承を得えました。

以上