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日馬をつなぐビジネスマガジン

マレーシア日本人商工会議所
澤村 剛朗
マレーシア日本人商工会議所 会頭
(三井住友海上(MSIG)マレーシア 副CEO)

 新年明けましておめでとうございます。
 マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)の会頭の澤村でございます。

 2025年の新春を迎え、謹んでお慶び申しあげます。 昨年は、会員の皆様のご支援のもと、JACTIMとしてこれまで以上に、会員企業間にとどまらず、マレーシア政府や地元企業との活動の幅を広げるとともに深化させてまいりました。特に、中小企業委員会での取り組みにおいては、FMMとのネットワーキングイベントや非会員企業も交えた異業種交流会、MJIITとの意見交換会を開催するなど、会員企業や非会員企業、さらには地元企業、学術機関とのネットワーキングの仕組みを構築することができたことは、今後の連携推進に向けた大きな弾みとなりました。

 また、12月3日には、JACTIM親睦小委員会の企画・運営により、会員親睦忘年会を開催し、東南アジアの日本商工会議所では最大規模であり、コロナ禍以降で最大の約560名の多くの方々にお越しをいただきました。ご参加いただきました会員企業の皆様に感謝を申し上げます。
 2025年は、さらなる挑戦と発展の年として、新たな活動に取り組んでまいります。その目玉の一つとして、今春にはJACTIMのオフィスを約30年ぶりに移転いたします。この移転を契機に、会員企業の皆様にとってこれまで以上に魅力ある商工会議所となるべく、有意義な交流、情報提供・収集の場の提供に取り組んでまいります。更には会員企業の皆さまご自身の事業やイベントの場としてもご活用いただけような、開かれた商工会議所として、新たなスタートを切れるものと、大変期待しております。

 また、今年はマレーシアがASEAN議長国を務める重要な年であり、日本企業としても地域全体への貢献を強化、アピールする絶好の機会と捉えています。日系企業を取り巻く環境が急速に変化する中、マレーシア、ASEANの持続可能な成長に貢献するため、日本企業の強みを活かした提案や交流を一層進める所存です。JACTIMはASEAN地域の更なる発展に向けて、日馬両国間の協力を一層深めてまいります。 最後になりますが、会員の皆様の貴重なご意見を引き続きお寄せいただきながら、JACTIMの活動をより充実したものにしてまいります。本年も変わらぬご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のご多幸とご発展をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

以上