8月13日、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)都市タスクフォース プログラムディレクター上席研究員の藤野博士を講師にお迎えし、地球規模での温暖化の始まりとそのインパクト、国連と各国の取り組み、及び現在の状況について、そしてその中での都市間連携の意味と具体的な動きについてご講演いただきました。
藤野氏によると、グリーンエネルギーについては、各国において積極的なグリーンエネルギー導入推進が実施されており、世界では既に8割以上が再生エネルギーが利用されているが、日本においては2022年時点で25%に留まっており、世界では2050年までに再エネ比率が約90%まで増加する見込みであることからさらなる対応が必要であることや、全世界で今後10年間の雇用環境に急激な変化(500万人の化石燃料関連産業の雇用喪失、3,000万人の再エネ、省エネ・自動車・建物関連雇用増)が起こる可能性や、環境問題による事業、社会生活に与える影響など約一時間にわたってお話いただきました。講演後は、参加者による軽食ネットワーキングが開催されました。
以上