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日馬をつなぐビジネスマガジン

8月8日(水)、KL・東京都・さいたま市 脱炭素都市フォーラムが開催され、クアラルンプール市 Datuk Kamarulzaman Mat Salleh市長、東京都、環境省 、さいたま市 日本大使館 JICA、JETROマレーシア工科大学 IGES JACTIMが’参加しました。
 環境省は、脱炭素社会形成のノウハウを持つ産・学とともに、海外自治体での脱炭素社会への支援を実施しており、東京都とKL市は2019年から都市間連携を開始、KL市2050年ゼロカーボンシティ実現に向けて東京都のノウハウを移転してきました。2022年脱炭素都市連携・ハイレベルトークより、さいたま市もこの連携に加わり、東京都と政策と取組み事例をKL市に提供することとなり、さいたま市清水市長より、 さいたま市スマートシティ構築に向けた取組の発表がありました。
 澤村会頭は、『東京都の脱炭素化条例改正や資源循環取組など、また、さいたま市での美園地区や高気密高断熱住宅等の事例紹介により、KL市、東京都、さいたま市の都市間連携プロジェクトが本格稼働してきたと認識しており、今後はこれらの実施段階で、会員企業に、建設会社、エンジニアリング会社を有するJACTIMがどのような形で参画、協力できるかをそれぞれのパーティーとも情報共有を進めたい。また、投資誘致の為のインセンティブ等投資環境の整備と共に、産業活動を支えるエネルギー供給も必要であり、CN2050をCOP26, 27でも宣言しているマレーシアで今後どのように継続的なエネルギー供給可能か、国家エネルギー移行ロードマップ(NETR) や水素経済技術ロードマップ(HETR)などの具体的な政府のイニシアチブに基づきマレーシア政府と共に考えていくとコメントしました。