2025年4月18日(金)、マレーシア人的資源省(MOHR)にて、YBスティーブン・シム大臣をはじめとする省幹部と国内産業団体による意見交換会が開催されました。本会議には、Datuk Azman 次官、HJ Mohd Asri 局長(労働組合担当)、Khalid Bin Jali 局長、Aminuddin 副局長(労使関係)などMOHRの主要メンバーが出席し、人的資源に関わるさまざまな課題について活発な議論が行われました。
JACTIMからは、企業活動に直結する、人的資源、外国人労働者(外労)問題、TVET(技術・職業教育訓練)など、これらの分野を最優先課題として共有し、特に外労ビザに関するJTKSM(労働局)への事前登録制度の運用や、より柔軟な人材確保に向けた制度整備の必要性を提起しました。
Datuk Azman 次官からは「その点は理解しており、調整の上で6月にも再度ダイアログを実施したい。」との回答があり、今後の本格的な意見交換に向けた準備が進められる見込みです。
本対話は、MOHRと産業界の新たな連携構築に向けた第一歩となりました。
JACTIMとしては、今後も関係当局と緊密に連携し、会員企業の声を政策に反映させるべく取り組んでまいります。
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